地元小学校でカボチャを教材にした食育授業

2020年07月13日 20:00

会長の安達です。
本日は私の母校・瀬戸内市立美和小学校の授業に、ゲストティーチャーとしてお招きいただきました。

  

今年度より3年生7名が校内の一角で栽培に取り組んでくれています。

7月に入り、児童たちは毎日朝早くから受粉作業を頑張ってくれているとのこと。いくつか実をつけて大きくなっています。 


聞きたいことがたくさんあったようで、いつからつくられている?名前の由来は?栽培の名人はいるの?水やりの頻度は?なぜ地域の宝なの?...と30項目くらい質問責め...

「地域の宝」の質問では、このカボチャが戦時中の貴重な食料であったこと、80代の方から伺った「戦後すぐ、家財をカボチャと交換して手が黄色になるほどお腹いっぱい食べさせてくれた」というお話を紹介して、次のように説明しました。


①地域の歴史を知り、たべものを大切にすることをカボチャを通じて学ぶことができる

②岡山は全国でも特に伝統野菜が少ない地域で、中でも一度途絶えてから復活した備前黒皮は、岡山県の宝である


実際のカボチャや昔のタネのカタログを見ながら、1時間半ほどしっかりと学んでもらいました。